世界中から注目されているロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平(28才)が、思わぬ“場外トラブル”に巻き込まれているという。事の発端は4月25日の大谷のインスタグラムの投稿だった。
「SHOHEI OHTANIと大きく書かれたカード画像でした。エンゼルスのユニホームを着た大谷選手と思われる人物と、大人気コミック『呪術廻戦』の主人公を重ねたようなイラストが描かれていました。
かねて大谷選手は『呪術廻戦』のファンであることを公言していて、2021年には同作のアニメのエンディング曲を打席に入る際のBGMに使っていたほど。カード画像の投稿を見て、“夢のコラボが実現した”とファンは大喜びでした」(球界関係者)
『呪術廻戦』は2018年に『週刊少年ジャンプ』で連載が始まり、累計発行部数は7000万部を突破。アニメや映画も爆発的ヒットを記録し、その人気ぶりは『鬼滅の刃』に並ぶほどだ。海外にも膨大な熱烈的ファンがいて、英語版の公式Twitterのフォロワー数は370万にものぼる。
「メジャー屈指の人気を誇る大谷選手と『呪術廻戦』のコラボとなれば、どちらのファンにとっても垂涎の的。カードの元の値段は3000円程度でしたが、現在転売サイトでは10倍以上の値段がついています。ところが、このカードが『非公式グッズ』だという指摘がSNSで上がりました。“盗作の可能性もある”と心配する声もありました」(大谷のファン)
一体どういう経緯で作られたカードなのか。
「デザインを手がけたのはアメリカ人デザイナーで、彼はこれまでにも人気アニメとアスリートの“コラボカード”を制作してきました。日本のみならず海外の人気キャラを組み合わせることも多いのですが、いずれも公式のものではなく、あくまでもオマージュなんです」(前出・球界関係者)
つまり大谷カードのデザインは“呪術廻戦風”ということになる。
「海外ではこうしたオマージュ作品はよく出回っています。作者に盗作しているという意識はないはず。『呪術廻戦』と大谷選手の人気ぶりに敬意を示すとともに、双方のファンを喜ばせようとして作ったものだったのでしょう」(別の球界関係者)