このダイエットの魅力はお金もかからず時間だけ気をつければいいという簡便さです。16時間の絶食も厳密ではなく、夜の会食や飲み会があれば参加して翌日に食べる量や時間を調整しています。朝食は果物を多めにして食物繊維やビタミンを摂取し、食事中は野菜を先に食べるベジファーストを心がける。ラーメンやチャーハンなどの一品物は控え目にするなど多少は意識しています。
実際に始めてみると、2~3か月で明らかに体型が変わり、半年経たないうちに体重が10kg以上も落ちました。尿酸値をはじめとする血液検査の数値はすべてA判定に。その適正体重を2年間維持し、ダイエット生活は今年で3年目に入ります。
間欠的ファスティングの医学的エビデンスはまだ不十分で万人向けとは言えず、注意すべき副作用もあります。1日2食で水分不足になって低血圧や便秘傾向になる恐れもあり、水分を多く摂ることが欠かせません。
筋肉が衰えてはいけないので、現在は階段などで積極的に足腰を使い、座りすぎも控え、日常的に継続できる効果的な運動法の強化を考えています。
※週刊ポスト2023年5月26日号