俳優の永山絢斗(けんと)容疑者が大麻取締法違反(所持)容疑で逮捕された。6月15日深夜、警視庁が目黒区内の自宅マンションに家宅捜索に入り、本人に事情を聞いた上で逮捕した。捜査関係者によると、永山容疑者は半年ほど内偵捜査を受けており、警察は逮捕するタイミングをうかがっていたようだ。
6月30日公開予定の映画『東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編 ─決戦─』をはじめ出演作が多数控えており、関係者は対応に追われている。業界関係者のあいだでは、かねてより永山容疑者の言動が問題視されてきたという。芸能記者が語る。
「2012年にバイク事故で緊急搬送されるなどして、初舞台を降板しています。ご自身が左ひざを骨折するというあくまで不注意による転倒事故ですが、大事な舞台を前に『意識が足りない』との声もありました。2014年には、ダイニングバーで泥酔して店員に絡んだとの報道も出ています。また、彼の金銭面を心配する関係者もいました」
永山容疑者は大の車好きでもある。2021年2月に出演した『櫻井・有吉THE夜会』(TBS系)では、「そこまで経済的に余裕がない。気づいたら今月お金ないなって」と語り、「鬼のローン」を組んで愛車を購入したことを告白。共演者から「ローン地獄の人気俳優」とツッコミを入れられていた。永山容疑者が俳優デビューして間もない頃に購入した愛車が、「フォード・フォーカスRS500」である。
「世界500台限定で販売され、日本にはほとんど上陸しなかった“幻の車”です。少なくとも当時は600万円した外車ですが、彼がまだ21〜22歳のときに購入しました。かなり無理して購入した永山容疑者は事務所からも叱られたそうです」(前出・芸能記者)