逮捕3日前の永山絢斗容疑者
10年前に「大麻をやっている様子はなかった」
そんな永山容疑者は、生放送での言動が“放送事故”と話題になったこともあった。2016年12月に『あさイチ』(NHK)に生出演した際、シンガーソングライター・長渕剛の話題になると、「ろくなもんじゃねぇー!」といきなり大声で歌いだした。
「共演者たちが驚きつつもイジって場を収めていましたが、音声スタッフも驚くほどの絶叫です。いきなりの大音量に驚いた視聴者も多かったようで、ネット上では“放送事故”や“情緒不安定”という声もありました。彼なりに盛り上げようとしたんだろうと思っていましたが、違法薬物で逮捕された今思うと、なんだか意味深長な出来事です」(前出・芸能記者)
問題児として見られる一方で、彼を慕う人々も多かったようだ。永山容疑者の知人スタイリストが明かす。
「3兄弟の末っ子でマイペースな性格ではありましたが、愛されキャラでもありました。人気俳優なのに相手を選ばず誰とでも気さくに接し、私のようなスタイリストやヘアメイクなどの業界関係者と特に変装もせずに普通に飲みに行っていました。家に友達を呼んだりして、こちらが心配になるほど警戒心がない感じではありました」
このスタイリストは、「10年前は大麻をやっている様子はなかった」と証言する。
「ただかなり前から手巻きタバコを吸っていたので、こだわりが強い性分なんだなとは感じました。かなり慣れた手つきでしたよ。フィルターを2つ口にくわえ、器用に紙を巻く姿がさまになっていました。レアな愛車も『人とかぶらない車がいい』という理由で購入したらしいですし、“他人と違うこと”を大事にする印象でした」
わが道を進んだ先が、逮捕という結果なのか──。