束縛の激しさに辟易していました
2010年に広末と結婚するまで、ジュン氏は世間的には無名の存在ながら、夜の街では知る人ぞ知る存在だった。
「深夜のクラブや飲食店に出入りし、人脈が豊富で、アート関係だけでなく、音楽やビジネス方面にも顔が広い。広末さんの前夫であるモデルの岡沢高宏さんとは友人同士だったと自ら明かしています。当時はヤンチャなグループとも交流があったそうです」(飲食店関係者)
アーティスト独特の雰囲気で、ミステリアスで退廃的な佇まいは、女性たちを魅了したという。
「話がうまくて、ここぞというときには女性との距離をぐっと詰める行動力も持ち合わせているので、これはモテるだろうなと思って見ていました」(前出・飲食店関係者)
広末以外にも有名タレントと交際していた時期もあったという。モテ男であるジュン氏だが、頑なな一面もある。
「先日の記者会見でも、ジュンさんのこだわりの片鱗が見えました。参加者に会見中の入退室を禁じて部屋に鍵をかけると宣言したり、質問時にはジュンさんの隣に座って、自身の生い立ちから語ってほしいと求めるなど、独自の世界観を感じました」(居合わせた記者)
そうした強いこだわりは、広末との結婚生活でも度々顔をのぞかせていたという。広末の知人が明かす。
「彼女は、ジュンさんの束縛の激しさに辟易していました。子育てで意見が対立したときやけんかしたときなど、結局、ジュンさんに言いくるめられてしまうのです。頭がよくて、言葉にも圧力があるから、敵わないようでした。彼女の心が彼から離れたのは、そうした“支配関係”に疲れたからだと言う人もいます」
この知人は、ジュン氏の会見にも彼の本性を垣間見たという。
「ジュンさんは広末さんを『よき妻で最高の母である』と言いながらも、彼女に相談せずに会見を開き、別の不倫を暴露するなど、“妻への復讐”ともとれる発言を繰り広げました。もちろん、彼女の不倫は許されることではありませんが、あの会見は芸能人である彼女を救うどころか、さらに窮地に追い込みました」
実際、ジュン氏の会見は広末と鳥羽氏に大ダメージを与えるだけで、彼の「できれば(元の生活に)戻りたい」という望みは叶えられそうもない状況だという。