キャリアのスタートは異なるものの、壁に直面しながら女優としての立場を築き上げてきた“因縁”の2人が、『レイディマクベス』でいよいよ同じ舞台に立つことになる。
「保奈美さんは自分のキャリアにはたしかなプライドを持っており、今回の舞台に際してのインタビューでは『憧れは抑えて闘いにいかねばと思います』と断言しています。自信があるからこそ、天海さんへの憧れを認めたうえで、闘う宣言ができるのでしょう」(前出・芸能関係者)
保奈美が天海に一目置いているように、天海もまた保奈美をリスペクトしている。
「結婚や子育てという自分にはない経験を積んで、再び第一線に戻った保奈美さんの中に“自分にはないもの”を感じているでしょう。舞台女優のプライドを懸けて全力で“闘える”相手だと信頼しているはずです」(前出・芸能関係者)
互いに尊敬し合う2人の姿は、冒頭のケーキを囲んだ写真にもにじみ出ている。
「天海さんは上下関係の厳しい宝塚育ち。年齢が上でデビューも先輩である保奈美さんを立て、主演でありながら保奈美さんの後ろに回って写真におさまったのではないでしょうか」(前出・芸能関係者)
“因縁”の役を2人がどう演じるのか。トップ女優が舞台上で散らす火花に注目したい。
※女性セブン2023年9月14日号