「天性のものを失わず、自然に、飾ることなく、ありのままに人生を歩んでほしい」──小室眞子さんの名前の「眞」の一字に込められた秋篠宮ご夫妻の思いだ。奇しくも「ありのままに」というのは、夫の小室圭さんの好きな言葉「LET IT BE」とも重なる。
10月23日、眞子さんは32才の誕生日を迎える。2021年11月に米ニューヨークに移住して以降、2回目の誕生日だ。この1年間で、眞子さんを取り巻く環境は大きく変わった。小室さんは三度目の正直でニューヨーク州司法試験に合格し、勤務先の法律事務所であるローウェンスタイン・サンドラー(以下、LS)で晴れて弁護士となった。今年6月には、弁護士登録からわずか3か月ながら「国際貿易と国家安全保障」を担当する花形の部署に配置転換。さらに、8月下旬には「投資ビジネス」の分野を新たに任されるなど、活躍は目覚ましい。
一方の眞子さんは、2022年2月にメトロポリタン美術館(MET)に日本絵画の解説文書を寄せて以降は、表立った活動をしていない。小室さんとの結婚に関しては、たとえ世間から逆風が吹いてもありのままに進行してきた眞子さん。しかし、夫婦のスタンスにずれが生じつつあるいま、誕生日を笑顔で迎えられそうにない状況にあるという──。
現在小室さんが在籍する部署は、いったいどのような業務に携わるのか。OMM法律事務所の弁護士でニューヨーク州弁護士の米盛泰輔氏が解説する。
「国をまたいだ貿易や投資に関する規制に対応する部署です。場合によっては、アメリカ政府と大企業との間に立つこともある立場ですから、事務所にとって重要な部署といっていいでしょう」
部署のなかでも、前述の「投資ビジネス」は、全米で5本の指に入るほどのLSの得意分野だという。
「未上場のベンチャー企業(新興企業)に対して投資を希望するなかには、銀行、政府系金融機関などの機関投資家や富裕層、各国の王族から資金を調達している団体もいます。彼らを顧客にすることができれば、人脈も広がりますし、自ずと業績も上がる。事務所が注力するのもうなずけます」(金融ジャーナリスト)
小室さんが重責を負ってからわずか1か月足らず。9月下旬、またしても小室さんに新たな業務「G-BRIGDE」が任された。
「内容は、民間企業が政府機関と取引する際のサポートで、政府機関を紹介したり、政府機関との契約を結ぶ際に法律のアドバイスをしたりするようです。そのジャンルに特化した部門がある法律事務所は非常に珍しい。業務を円滑に進めるためには、アメリカ政府や自治体との連携が欠かせません」(米盛さん)
さらに、小室さんが新たに2本のレポートを共同執筆したこともわかった。LSのホームページに、「サイバーセキュリティーに関する説明」、「貿易についての最近の傾向分析」がそれぞれ掲載されたのだ。
「あくまで共同執筆という形なので、小室さんがどの程度、2本のレポートに関与したのかは不明です。ただ、自分のクレジットが入ったレポートが世に出れば、取引先に名前を売ることができますから、彼にとって今回の掲載は大きなプラスになったでしょう」(米盛さん)
弁護士登録からわずか半年強ながら、次々に “政府筋”の業務を任され、さらにはレポートの執筆者として名を連ねるという、あまりにも大きな成果を上げ続ける小室さん。彼にかかる期待は、日増しに大きくなっていることがうかがえる。
「小室さんは、元皇族の夫であり、将来の天皇の義兄です。アメリカにおいては、日本の皇室だけでなく、世界のロイヤル、セレブ人脈を持つトップレベルの逸材だと認識されても不思議ではありません。ビジネスの世界で引っぱりだこになるのは当然でしょう」(在米メディア関係者)
小室さんにとってはこの上なく喜ばしい状況。しかし、眞子さんはこの事態に戦々恐々としているという。