◆「パリ五輪を現地取材したい」
中学時代は水泳部、高校時代は水球部のマネージャー、大学時代はゴルフ部主将とスポーツ経験豊富な安藤アナ。入社後もスポーツの現場に立ち続け、今年のWBCでは宮崎キャンプから米国での決勝戦まで取材している。日本代表が躍進したバスケW杯でも、パリ五輪出場決定特番の司会を務めたのは安藤アナだった。テレ朝にとってはさながら“勝利の女神”だろう。
「安藤アナの目標は来夏のパリ五輪で、周囲に『やっぱり私はパリ五輪を現地で取材したい。東京五輪からお世話になった人のその後も追いたい』と打ち明けています。一方、ヒロドさんとしても長年培ってきたスポーツキャスターのプライドもある。今年のプロ野球のキャンプ取材では安藤アナとヒロドさんが共に現地入りしていましたが、ヒロドさんは目立っていて選手にも食い込んでいた。プライベートでは一緒に野球観戦に行くなど仲良くなりましたが、仕事では一定の距離を置き、いいライバル関係が続いている。上層部がどういう判断を下すかに関心が集まっています」(同前)
“絶対に負けられない”戦いを制して、パリ五輪キャスターの椅子をゲットするのはどちらになるのか。