ライフ

大谷翔平、呂布カルマ、滝沢カレン…「人生の風景が変わる」コメント力に学べ【人間関係を円滑にする「神回答」】

名言収集家に「神回答」と評された大谷翔平と滝沢カレン(以上、時事通信フォト)

名言収集家に「神回答」と評された大谷翔平と滝沢カレン(以上、時事通信フォト)

 MLBのスーパースター・大谷翔平は、グラウンド外でもその能力をいかんなく発揮している。とりわけ、ここぞという時の「コメント力」は、世界中のファンが大谷の魅力の一つに挙げるところだろう。大谷以外にも、著名人の多くは「神回答」と呼べるような名言を残している。あんなコメント力が自分にもあったら……そう思う人も少なくない。ならば、最近の名言から学べばいい──。

 偉人研究家・名言収集家の真山知幸氏が現代の最新名言を紹介した単行本『「神回答」大全 人生のピンチを乗り切る著名人の最強アンサー100』より抜粋・再構成。

 * * *
 人生の風景が変わる言葉──。

「名言」の定義について聞かれると、私はいつもそう答えている。その言葉に触れる前とあとで、まったく状況は変わっていないのに、気持ちをまるで変えてくれる。それこそが「名言の効用」だといえるだろう。

 仕事やプライベートにおけるさまざまな悩みに対して、名言をクスリのように処方できれば、暗いトンネルにも光が差す。名言を通して、当たり前すぎて見落としていた、日々の小さな幸せに気づくことも珍しくない。

 そんな名言には、2つのタイプがある。「一人の思考から生み出された言葉」と「会話のやりとりから発せられた言葉」だ。後者こそが、いわゆる「神回答」と呼ばれるもので、ときには本人も意図していない言葉さえ生まれることがある。「神回答」の魅力は何といっても「即興性」と「化学反応」だ。その場で、すぐに出された言葉がゆえに本質を容赦なくえぐる言葉もあれば、相手がいるからこそ、誤解を招かないように逡巡する様が現れる優しい言葉もある。

 ここでは、人間関係を円滑にする「神回答」を紹介したい。ストレスの多くは人間関係から生まれることを思えば、「どう発想を転換するか」が重要となるからだ。

関連キーワード

関連記事

トピックス

幕内優勝力士に贈られる福島県知事賞で米1トンが
「令和のコメ不足」の最中でも“優勝したら米1トン”! 大相撲優勝力士に贈られる副賞のコメが消費される驚異のスピード
NEWSポストセブン
愛子さま
愛子さま、日赤への“出社”にこだわる背景に“悠仁さまへの配慮” 「将来の天皇」をめぐって不必要に比較されることを避けたい意向か
女性セブン
「学園祭の女王」の異名を取った田中美奈子(写真/ロケットパンチ)
田中美奈子が語る“学園祭の女王”時代 東大生の印象について「コミュニケーションスキルが高く、キラキラ輝いていた」
週刊ポスト
羽生結弦(時事通信フォト)の元妻・末延麻裕子さん(Facebookより)
【“なかった”ことに】羽生結弦の元妻「消された出会いのきっかけ」に込めた覚悟
NEWSポストセブン
目覚ましテレビの人気コーナー「きょうのわんこ」(HPより)
『めざましテレビ』名物コーナー「きょうのわんこ」出演犬が“撮影後に謎の急死”のSNS投稿が拡散 疑問の声や誹謗中傷が飛び交う事態に
女性セブン
シャトレーゼのケーキを提供している疑惑のカフェ(シャトレーゼHPより)
【無許可でケーキを提供か】疑惑の京都人気観光地のカフェ、中国人系オーナーが運営か シャトレーゼ側は「弊社のブランドを著しく傷つける」とコメント 内偵調査経て「弊社の製品で間違いない」
NEWSポストセブン
神田正輝の卒業までに中丸の復帰は間に合うのか(右・Instagramより)
《神田正輝『旅サラダ』残り2週間》謹慎中のKAT-TUN中丸雄一、番組復帰の予定なしで「卒業回出演ピンチ」レギュラー降板の危機も
NEWSポストセブン
小泉進次郎氏・滝川クリステル夫妻の出産祝いが永田町で話題
小泉進次郎夫妻のベテラン議員への“出産祝い”が永田町で話題 中身は「長男が着ていたとみられるベビー服や使用感のあるよだれかけ」、フランス流のエコな発想か
女性セブン
稽古は2部制。午前中は器具を使って敏捷性などを鍛える瞬発系トレーニングを行なう。将来的には専任コーチをつけたいという
元関脇・嘉風の中村親方、角界の慣習にとらわれない部屋運営と指導法 笑い声が飛び交う稽古は週休2日制「親方の威厳で縛らず、信頼で縛りたい」
週刊ポスト
柏木由紀と交際中のすがちゃん最高No. 1
《柏木由紀の熱愛相手》「小学生から父親のナンパアシスト」すがちゃん最高No.1“チャラ男の壮絶すぎる半生”
NEWSポストセブン
今年8月で分裂抗争10年目を迎える。写真は六代目山口組の司忍組長(時事通信フォト)
「宅配業者を装って射殺」六代目山口組弘道会が池田組に銃口を向けた背景 「ラーメン組長」射殺事件の復讐か
NEWSポストセブン
小泉進次郎元環境相と妻の滝川クリステルさん(時事通信フォト)
滝川クリステルの旧習にとらわれない姿勢 選挙区の横須賀では「一度も顔を見せないのはどうか」の声、小泉進次郎氏は「それぞれの人間性を大事にしていきたい」
女性セブン