〈自分の軸をリセットしながら2024年を迎えられたらと思っています〉──昨年末、タレント・安田美沙子(42)が自身のインスタグラムで綴ったひと言。この言葉が示唆する“ある変化”が彼女の周囲に起きていた。
女優、タレントとして活動し、現在は2児の母でもある安田。京都で育った彼女は、大学在学中に事務所にスカウトされ芸能界に足を踏み入れた。本人はかつて、取材で当時の心境をこう語っていた。
《その頃は京都弁を封印するようマネージメントを受けて、標準語を使っていましたね。オーディションや仕事のたびに関西から東京へ向かい、ウィークリーマンションや事務所の丸椅子を並べてその上で寝ていたことも……。お金がなかったんです(笑)》
そんな安田も2002年の「ミスヤングマガジン」に選出されたことで知名度が急上昇。2005年放送のドラマ『熟年離婚』(テレビ朝日系)では女優デビューも果たし、京都弁を話す“癒しキャラ”を売りにしたマルチタレントとして第一線で活躍することになる。
さらにプライベートではデザイナーの下鳥直之氏と約2年の交際を経て結婚。ふたりの子宝にも恵まれたことで、公私ともに順風満帆な生活を送っていた安田だったが、彼女の芸能活動に暗雲が立ち込めたのは4年前のことだった──。