ドラゴンボール、ドラクエ、ドラゴン桜も「妖怪」!?
さらに、〈捨てないと(縁を切らないと)いけないもの10項目〉と題された資料のなかでは、〈妖怪そのもの〉であるため、所持したり見たりしてはならないものとして、次のようなものがリスト化されている。
〈妖怪 ・ゲゲゲの鬼太郎 ・かっぱ(アニメの花かっぱ) ・妖怪ウォッチ ・天狗 ・不思議な生き物〉
〈鬼 ・節分 ・桃太郎 ・鬼滅の刃〉
〈龍・ドラゴン ・ドラゴンボール ・ドラクエ ・ドラゴン桜 ・中日ドラゴンズ ・龍角散 ・烏龍茶 ・竜田揚げ〉
〈サントリー製品はすべて妖怪〉
「妖怪」が登場するアニメや「鬼」「龍」に関係する作品や商品、料理に至るまでを否定し、妖怪に関連すると思えない「サントリーの製品」は清涼飲料水から健康食品、関連会社のハーゲンダッツ製品までリスト化して「すべて妖怪」と名指ししている。にわかには理解しがたい内容だ。参加した前出の女性はこう語る。
「セミナーは紹介がないと参加できず、昨年、私は友人に誘われて参加しました。参加者は150~200人ほどいたと思います。携帯電話の電源を切ったか隣の人同士で確認させ、スタッフが参加者の髪の毛の写真を撮っていました。
講義を担当するのは女性で、『妖怪だ』と言って特定の商品を買うなと言ったり、該当する商品を持っている人には踏ませたりしていた。『こんなセミナーはおかしい』と怒る参加者もいましたが、その人には参加費を返金して出て行かせていました。私はその一度きりしか参加しませんでしたが、参加者の間では『きんに君が来ている』と噂になっていた」