紀子さまのご体調の懸念はいつまでも払拭できず、「難病」を示唆する報道も飛び出した。次代の皇后であり、将来の天皇の母でもある紀子さまが受けられる大きな重圧に、打たれた一手は──。
結核は、かつて日本の「国民病」と呼ばれた。1939年の「結核予防会」の設立は、昭和天皇の皇后だった香淳皇后の下賜金によるものだ。予防会の現在の総裁は、1994年に就任された秋篠宮妃紀子さま。4月30日、東京・清瀬市を訪問され、結核療養所跡地や郷土博物館などを2時間以上かけて歩いてめぐられた。精力的なご活動ぶりの一方、紀子さまのご体調への不安はいまだ拭えない。
「最近の紀子さまは顔色が優れず、少しお痩せになったようにも見受けられます。昨年末から、胃腸の不調が続いていることが公表されています」(皇室記者)
不安を増長させる報道もあった。5月2日発売の『週刊現代』は、《宮内庁が「超高額薬」を大量に買っている》とする記事を掲載した。
「宮内庁が2022年度から『抗ヒトTNFαモノクローナル抗体製剤インフリキシマブ』という薬を大量に購入している、という内容でした。この薬は潰瘍性大腸炎、クローン病、関節リウマチといった免疫の病気に使われるものだとしています」(前出・皇室記者)
特に潰瘍性大腸炎やクローン病は、指定難病とされるものだ。購入が始まったのは、長女の眞子さんとその夫の小室圭さんが結婚し渡米後の2022年度から。2023年度には、2回に分けて約1500万円分も購入されていた。
《多大なストレスから胃腸に支障をきたしたと考えられなくもありません》
そうした関係者のコメントとともに、報道では紀子さまと薬との関連が示唆された。
「薬の納品先は宮内庁病院です。宮内庁病院は“皇室の病院”ではあるものの、宮内庁や皇宮警察の職員も受診が可能なため、薬が誰に用いられるための購入かをはっきりさせることはできません。
ただ、紀子さまに限らず、公表できないような重篤なご病気だった場合には、公表資料などに残らないよう私費で薬を購入するケースもあるといいます。そうしなかったのは、購入や使用を隠す必要はないとの判断があったのでしょう」(前出・皇室記者)
だが、それを理由にして、紀子さまのご体調の懸念が払拭されたとは言い難い。