フィギュアスケートの宇野昌磨(26才)が、現役引退を発表。交際中の元フィギュアスケート選手・本田真凜(22才)とのアスリートカップルは、今後どのような方向に進んでいくのだろうか? コラムニストで放送作家の山田美保子さんが綴る。
「アスリートを結婚相手に選んで最強の遺伝子を」
「『ゆづくん』として『昌磨』と世界で競技してこれたことが、本当に幸運なことで、楽しかったです」
とは、5月9日に現役引退を発表したフィギュアスケートの2022年、2023年世界王者・宇野昌磨さん(26才)に対する羽生結弦さん(29才)のコメントの抜粋です。
いつも選び抜いた言葉で、われわれに思いの丈をストレートに伝えることに長けている羽生さん。今回も、お二人の関係性や幼少期のかわいらしい姿、ともに表彰台に立ち続けた様子が走馬灯のように脳裏に浮かんでくる内容で、多くのフィギュアファンが涙したと思われます(羽生さんより先にコメントを出した織田信成さん・37才だけはおそらく号泣されたでしょうね)。
さて、宇野さん現役引退の一報で私がもっとも驚いたのは、恋人である本田真凜さん(22才)が所属する事務所に宇野さんが移籍したという点でした。
松岡修造さん(56才)を筆頭に、浅田舞さん(35才)・浅田真央さん(33才)姉妹らが名を連ねる「ヒーローズマネジメント株式会社」です。
真央さんといえば、宇野さんをフィギュアスケート界に導いた恩人。そして松岡さんは現役時代の宇野さんの大舞台を何度も取材してきたかたです。
そして、何といっても真凜さんと一緒。羽生さんが寄せたコメントの文末にあった「これからも“また”楽しみがたくさんありますように」の“楽しみ”の中には、真凜さんとともに歩む幸せな日々も含まれているのでしょう。
お二人のゴールインは既定路線ということで、同じくアスリート同士で結婚をした「最強夫婦」のいまをチェックしたいと思います。
筆頭は大谷翔平選手(29才)と真美子さん(27才)です。シーズン前の結婚発表後に起きた元通訳・水原一平被告(39才)の一件は最悪の場合、大谷選手の選手生命が絶たれてしまいかねない一大事でした。そんな折、「真美子さんがそばにいてくれて本当によかった」と胸をなでおろしたファンは多数。同じアスリートとして食事やトレーニング、メンタル面などについて理解も心得もあることでも真美子さんは最強妻です。
その前にSNSなどで言われていた「女子アナじゃなくてよかった」はいまでは懐かしい話ですが、大谷さんのファンの皆さんはなにもチャラチャラした(ごめんなさい)派手な女性が悪いと言っているのではなく、「ぜひともアスリートを結婚相手に選んで最強の遺伝子を後世に……」が真意だったと思われます。