コンサートでは「一度離れた人も絶対にわかってくれる」とファンに語り掛けていた手越。思いどおりにいかず悔し泣きすることもあったというが、意外にも涙もろい一面があるようだ。それでも状況は徐々に改善し、独立から4年が経ったいまは公私ともに充実した日々を送る。プライベートではワインの魅力にハマり、猛勉強の末に難関資格の「ワインエキスパート」試験に合格。趣味と仕事を兼ねたゴルフの腕前もめきめきと上達している。
「福島でやっている『手越村』の農業や、ひとり親家庭を支援するボランティア活動も続けています。先日は東京大学で講演を行い、自分の経験を伝える機会がありました。芸能界を変えていくことはぼくがずっと抱いてきた目標です。未来ある若者が胸を張って生きられるような日本になってほしいし、そのためにも叶えたい夢がまだまだたくさんある。応援してくれる人たちと一緒に新しい景色を見たいですね」
コンサートで流した涙は“スーパーポジティブ”なうれし涙だった。
※女性セブン2024年5月30日号