「川崎さんはある仕事上の出来事で、心が折れてしまったんです。それで現場に来れなくなってしまい、昨年秋からフェードアウト状態になっていた。
もともと彼女は『ニュース7』の独自ロケを担当していて、現地でのレポートのほか、取材先のアポ取りをする役目を担っていました。取材先にも迷惑がかかるのでアポを取った案件のボツは原則無しなんですが、『ニュース7』は当日に報道内容が変更になることも多く、川崎さんの案件でそれが複数あった。川崎さんは同様のトラブルが起こったある日、制作サイドに抗議したんですが、逆に『勝手に進めるお前が悪いんだ』といったような反応があり、心が折れてしまったとか」
こうした経緯のなか、川崎アナは『ニュース7』に出演しなくなり、数か月の休養期間を経てから、『NHK NEWSLINE』などの国際向け放送に復帰。昨年度末、正式に『ニュース7』を降板し、国際報道室の業務を中心に担当するようになったという。現在アナウンス業務は『NHK NEWSLINE』のほか、『Chatroom Japan』などの国際向け放送のみの出演となっている。