さらに、まことに告白を断られ、本当の友達になった朝日にストーカーの疑惑が浮上。また、まことに寄り添ってきた平野香絵(丸山礼)を疑う声もあるなど、最終回を前にさまざまな考察で盛り上がっています。
タイトル通り「くるり」と何度もひっくり返る展開の妙は、記憶障害という設定を最大限に生かしたことの証。すべての記憶を取り戻したまことは誰を選ぶのか。事故に遭った夜に何があったのか。ストーカーは誰なのか。11日放送の第10話に続いて最終話でもXの世界トレンド1位を獲得できそうなムードが漂っています。
【木村隆志】
コラムニスト、芸能・テレビ・ドラマ解説者。雑誌やウェブに月30本前後のコラムを提供するほか、『週刊フジテレビ批評』『どーも、NHK』などの批評番組に出演し、番組への情報提供も行っている。タレント専門インタビュアーや人間関係コンサルタントとしても活動。著書に『トップ・インタビュアーの「聴き技」84』『話しかけなくていい!会話術』など。