ギヨーム皇太子とがっちり握手(2024年6月、東京・港区。写真/宮内庁提供)

ギヨーム皇太子とがっちり握手(2024年6月、東京・港区。写真/宮内庁提供)

「通訳なし」は事前発表された

 一方、悠仁さまの「英語力」については、これまでほとんど伝わってくる機会はなかった。

「悠仁さまが“英語がまったくできない”というのであれば、相手方も戸惑うでしょう。秋篠宮ご夫妻としては、悠仁さまの英語でのコミュニケーション能力に問題はない、というご判断の上、同席を促されたのだと思います」(前出・宮内庁関係者)

 宮内庁が公開した写真には、秋篠宮邸前でギヨーム皇太子と笑顔で言葉を交わしながら握手をされる悠仁さまのお姿が写っていた。通訳なしで、よほど会話が盛り上がったのだろう。

 今年4月に開設された宮内庁のインスタグラムに、5月に天皇ご一家が御料牧場で静養された際の写真が投稿された。当初は両陛下の公的な活動が投稿の中心とされていたが、静養という「私的な活動」にまで対象が広がった格好だ。それでも、6月18日現在、秋篠宮家が単独で写った写真などは投稿されていない。

「秋篠宮ご夫妻は、今後より一層、情報発信を強化していきたいというお考えのようです。ただ、現状では公私にわたる秋篠宮家のご活動が、国民の目に触れる機会は限られています」(皇室ジャーナリスト)

 眞子さんと小室圭さんの結婚以来、秋篠宮家には逆風もあった。そんな現状を打破したいというお気持ちを、紀子さまは抱かれているのかもしれない。

「夕食会の『通訳なし』は、宮内庁から担当記者に事前に周知されていました。わざわざ伝えるのは、紀子さまのご意向を受けてのことだったというのは、容易に想像できます」(前出・皇室記者)

 義務教育から英語の授業はあるものの、日本人の多くが抱える「英語アレルギー」は根深い。それだけに、欧州の王族と、何不自由なくコミュニケーションを取られる秋篠宮家の英語力に注目が集まったことには、紀子さまも安堵されただろう。

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