試合に出場された悠仁さま(2024年4月)
紀子さまの英語は「教科書のよう」
政治と切り離された存在ながらも、「皇室外交」の重要性は計り知れない。
「特に平成に入って以降、皇室の役割の中でも、国際親善の重要度が格段に高まりました。今後やってくる皇室新時代に、皇室の方々にとって『英語が話せること』はマストなのです」(前出・皇室ジャーナリスト)
今年2月、愛子さまがケニア共和国大統領夫妻の午餐会に参加された際には、流暢な英語で会話する様子が報じられた。紀子さまも皇室入りされて以降、海外賓客の接遇や海外訪問などを重ねられてきた。
「紀子さまの英語は基本に忠実で、教科書のように文法などまで整然としている印象です。いくら幼少の頃に海外で生活されていたとはいえ、日常的に使っていなければ忘れていってしまうもの。それをキープするために日々研鑽を重ねられているのでしょう」(別の皇室記者)
今後成年皇族となられ、また「将来の天皇」である悠仁さまも同様に英語力を求められる。紀子さまはその必要性を充分理解されていたのだろう。
「幼少から、紀子さまは悠仁さまがNHKの番組を見る際、英語の副音声を聴くことをすすめられていたといいます。皇族に求められる英語力は、テストで高得点を取るためのものではありません。スムーズな交流を通して自身や日本について理解を深めてもらうためのものです。紀子さまが悠仁さまに授けられた上達法は、リスニングやスピーキングといった、実践的な英語力を身につけるために最適な方法だったのでしょう」(別の宮内庁関係者)
お茶の水女子大学附属中に通われていた頃、悠仁さまは英語だけで生活する1泊2日の合宿研修に参加されたこともあった。
「筑波大附属高進学後は、高校受験の狭き門をくぐり抜けてきた同級生たちの学力の高さに面食らった部分もあったようですが、現在は遜色ないレベルにあるといいます。英語の家庭教師がついていたこともあったと聞いています」(前出・別の宮内庁関係者)
その努力が、冒頭の夕食会の場で花開いたのだった。
※女性セブン2024年7月4日号