愛子さまはCocomiと同じ2001年生まれ。4月に天皇ご一家が鑑賞されたクラシックの演奏会に、Cocomiはフルート奏者として出演していたことも(時事通信フォト)
5人の子供と2匹の猫
意外なご趣味が垣間見える一方で、愛子さまのご関心に沿ったフォロー先もある。その1つが、犬の殺処分ゼロを目指し、保護犬のトレーニングや譲渡活動を行うNPO団体だ。
愛子さまと保護動物の縁は深い。保護犬や保護猫を飼われていることはもちろん、2009年、両陛下とご一緒に日本動物愛護協会のチャリティーイベントに出席されたほか、学習院の文化祭などでも、動物保護団体のブースで募金をされるシーンがあった。
学習院初等科の卒業文集では『犬や猫と暮らす楽しみ』『動物たちの大切な命』と題した2つの作文を執筆された。当時12才の愛子さまは文中に、年間217万頭もの犬や猫が殺処分されている現実を知ったときの驚きや、人と動物との絆の素晴らしさ、命の大切さを発信していきたいとの思いを綴られていた。
さらには、同世代の若者による環境活動にも興味をお持ちのようだ。フォロー先には、SDGsに取り組む学生らの団体もある。
「はがきの代わりに常緑広葉樹の葉を使うというプロジェクトに取り組んでいる団体です。この葉は、『はがきの起源』ともいわれているもので、皇居東御苑など皇室ゆかりの場所でも見られます。愛子さまご自身もこの葉を手にし、はがき代わりに使われたことがあるのかもしれません」(前出・学習院関係者)
愛子さまの日常生活のほとんどは、つまびらかにされていない。皇居で起居され、移動はお車、気軽なお出かけもままならず、街をひとりでお歩きになることもない。しかし、普段は見えにくい「ごく普通の20代女性」としての愛子さまのお姿も、アカウントのフォロー先から感じ取ることができる。
愛子さまのアカウントのフォロー先には、極めて庶民的なものも混じっているのだ。たとえば、「節約テク」を発信するアカウント。
「スマホ代を安くしたり、冷暖房代を抑えるテクニックのほか、チェーン展開しているアイスクリームショップの割引情報などといった、日常的なお役立ち情報を発信するアカウントもフォローされています」(前出・学習院関係者)
愛子さまは成年会見で《皇室は、国民の幸福を常に願い、国民と苦楽を共にしながら務めを果たす、ということが基本であり、最も大切にすべき精神であると、私は認識しております》と語られている。愛子さまなりに、国民の生活に心を寄せられていることの表れだろう。
一方で、愛子さまの将来に深くかかわるものもある。愛子さまは「子育て系アカウント」を複数フォローされている。幼い子供のかわいらしい姿と、その子供を慈しんで育てる様子が伝わるものだ。中には、5人の子供と2匹の猫が一緒に暮らす、大家族のアカウントもある。