輝かしい経歴だ(神戸大学のHPより)
「グレーな案件は無理せず不起訴に」
超エリート検事は一体何をしたのか。検察関係者が明かす。
「事件は検事正の在職期間中なので5年ほど前です。同僚を含めて飲み会をした後、北川さんと被害者の女性部下は2人で飲み直しました。さらに2人は北川さんの官舎に向かい、かなり酒に酔っており抵抗できない状態の部下を襲った疑いが持たれています。
逮捕までこれほどの時間がかかったのは、おそらく示談決裂とか、メディアが察知し始めたといったことが背景にあったのだと思います。
また、北川さんも熟知していたであろう、性犯罪の立件の難しさもあったかと思います。密室の犯行で直接証拠はなく、被害を訴えたであろう部下も酒に酔っていて供述の信用性などに問題がある。北川さんは手堅く事件を処理することで有名でした。裏を返せば、グレーな案件は無理せずに不起訴にする。こういったことも分かっているので手を出したのではないかと訝しんでしまいます」
もともと身内のほか、最も付き合いの濃い記者との距離感も問題視されていたという。