芸能

神田正輝、『旅サラダ』卒業でテレビ出演ゼロとなり“自由で穏やかな日々”へ パートナーとは同居せず“お互いの生活を尊重”

『旅サラダ』卒業でレギュラーがなくなる名優の今後や“パートナー”が注目される

『旅サラダ』卒業でレギュラーがなくなる名優の今後や“パートナー”との行く末が注目される

 27年半にわたり番組の顔を務めた男が、ついに番組卒業を発表した。かつてテレビドラマに引っ張りだこだった昭和の名優は、この9月に完全に芸能界から姿を消してしまうのか。彼がこだわる引き際の美学とは──。

「ぼくは石原プロオンリーですから。石原プロで受けたものは、ちゃんと始末しようと思っています」

 本誌『女性セブン』の取材にこう答えてから1年半。7月6日、神田正輝(73才)が『朝だ!生です旅サラダ』(朝日放送、以下、旅サラダ)からの卒業を発表した。これで、神田のテレビ出演は“ゼロ”となる。

「9月28日の放送をもって、27年半という長きにわたり出演を続けたこの番組のMCを辞めることが公表されました。最近の神田さんは、どこかすっきりとした表情で、ひと頃よりもだいぶ元気に見えました。思えば忠誠を誓った石原プロ解散から今日までの3年半、さまざまなアクシデントを乗り越えながらずっと“去り際”を探していたのかもしれません」(テレビ局関係者)

「健全な肉体に不健全な精神」──そんなモットーを持つ神田の外見に異変が見られたのは、いまから1年ほど前のことだった。

「スキーやマリンスポーツが大好きで体力には自信があり、小麦色に焼けた肌はツヤツヤで若々しかった神田さんが、一気にやせ細り、精気もなくしてしまって……。それほどまで精神的なダメージが大きかったのかと、周囲も声をかけにくい状態が続いていました」(前出・テレビ局関係者)

 2021年12月、愛娘の神田沙也加さん(享年35)が急逝。泊まっていたホテルで転落死する数時間前まで、神田は沙也加さんと電話していたとも報じられ、神田の体調を心配する声も上がったが、彼は仕事に穴をあけようとはしなかった。

「沙也加さんが亡くなった1週間後に放送された『旅サラダ』に神田さんの姿がありました。恒例の試食コーナーでは『久々にちゃんとしたご飯を食べた』と本音を吐露する場面がありました。放送終了後には、かける言葉を失っていた周囲に自分から『おれは大丈夫、来年も頑張ろうね』と声をかける気遣いを見せました」(芸能関係者)

 気丈な言葉とは裏腹に、疲弊した心身に追い打ちをかけるように病魔が神田を襲った。昨年頃から神田の「激やせ」が一層目立つようになり、視聴者からも神田を心配する声が届いていたという。神田は昨年8月に、本誌の取材に対し「ファスティング(断食)をしているの。病気とかそんなんじゃないから」と笑っていたが、同年11月から「体のメンテナンス」のために『旅サラダ』を欠席。神田の不在は2か月以上続いた。

「ファスティングというのは、周囲を心配させないための“気遣い”だったのでしょう。その間に、神田さんは精密検査を受け、見つかった大腸の病巣を切除する手術を受けていたと聞いています。

 健康に自信があり病院嫌いだった神田さんは、定期検診などを受けていなかったため、病巣の発見が遅れてしまったそうで、医師からはギリギリのタイミングだったと言われたといいます。一時期は面会謝絶の状態が続き、無事にスタジオに戻れるかどうか、不透明な状態でした」(神田の知人)

 この間、神田はごく限られた人たちとしか連絡を取っていなかった。

「かつて同じ石原プロに所属していた親友の舘ひろしさん(74才)ですら、『心配してかけてみたけど、電話に出ない』と周囲に不安を漏らしていたそうです」(前出・芸能関係者)

 長い闘病を経て退院した神田は、2024年1月、『旅サラダ』に復帰。幾分肌つやもよくなり元気そうな姿を見せて視聴者を安堵させたが、それから半年も経たないうちの電撃発表となった。

関連記事

トピックス

紅白初出場のNumber_i
Number_iが紅白出場「去年は見る側だったので」記者会見で見せた笑顔 “経験者”として現場を盛り上げる
女性セブン
ストリップ界において老舗
【天満ストリップ摘発】「踊り子のことを大事にしてくれた」劇場で踊っていたストリッパーが語る評判 常連客は「大阪万博前のイジメじゃないか」
NEWSポストセブン
大村崑氏
九州場所を連日観戦の93歳・大村崑さん「溜席のSNS注目度」「女性客の多さ」に驚きを告白 盛り上がる館内の“若貴ブーム”の頃との違いを分析
NEWSポストセブン
弔問を終え、三笠宮邸をあとにされる美智子さま(2024年11月)
《上皇さまと約束の地へ》美智子さま、寝たきり危機から奇跡の再起 胸中にあるのは38年前に成し遂げられなかった「韓国訪問」へのお気持ちか
女性セブン
佐々木朗希のメジャー挑戦を球界OBはどう見るか(時事通信フォト)
《これでいいのか?》佐々木朗希のメジャー挑戦「モヤモヤが残る」「いないほうがチームにプラス」「腰掛けの見本」…球界OBたちの手厳しい本音
週刊ポスト
野外で下着や胸を露出させる動画を投稿している女性(Xより)
《おっpいを出しちゃう女子大生現る》女性インフルエンサーの相次ぐ下着などの露出投稿、意外と難しい“公然わいせつ”の落とし穴
NEWSポストセブン
田村瑠奈被告。父・修被告が洗面所で目の当たりにしたものとは
《東リベを何度も見て大泣き》田村瑠奈被告が「一番好きだったアニメキャラ」を父・田村修被告がいきなり説明、その意図は【ススキノ事件公判】
NEWSポストセブン
結婚を発表した高畑充希 と岡田将生
岡田将生&高畑充希の“猛烈スピード婚”の裏側 松坂桃李&戸田恵梨香を見て結婚願望が強くなった岡田「相手は仕事を理解してくれる同業者がいい」
女性セブン
電撃退団が大きな話題を呼んだ畠山氏。再びSNSで大きな話題に(時事通信社)
《大量の本人グッズをメルカリ出品疑惑》ヤクルト電撃退団の畠山和洋氏に「真相」を直撃「出てますよね、僕じゃないです」なかには中村悠平や内川聖一のサイン入りバットも…
NEWSポストセブン
注目集まる愛子さま着用のブローチ(時事通信フォト)
《愛子さま着用のブローチが完売》ミキモトのジュエリーに宿る「上皇后さまから受け継いだ伝統」
週刊ポスト
連日大盛況の九州場所。土俵周りで花を添える観客にも注目が(写真・JMPA)
九州場所「溜席の着物美人」とともに15日間皆勤の「ワンピース女性」 本人が明かす力士の浴衣地で洋服をつくる理由「同じものは一場所で二度着ることはない」
NEWSポストセブン
イギリス人女性はめげずにキャンペーンを続けている(SNSより)
《100人以上の大学生と寝た》「タダで行為できます」過激投稿のイギリス人女性(25)、今度はフィジーに入国するも強制送還へ 同国・副首相が声明を出す事態に発展
NEWSポストセブン