Mrs. GREEN APPLE(以下ミセス)の大森元貴(27才)は“コロンブス騒動”後にこう反省の弁を述べていた。「この度は本当に申し訳ございませんでした。以後このようなことが無いよう、細心の注意を払い、表現することに対して誠実に、精進してまいりたいと存じます」。
6月27日にミセスが登壇したHonda新型「FREED(フリード)」の新CM発表会は、騒動の余韻の中で行われた。
「6月12日、ミセスが公開した新曲『コロンブス』のミュージックビデオに差別的な表現が見られるとして、SNS上などで“大炎上”。所属レコード会社がコメントを発表して動画の公開を停止し、バンドのフロントマンである大森もすぐに謝罪文を出す大騒ぎになりました」(芸能関係者)
ミセスは昨年『ケセラセラ』でレコード大賞を受賞、『ダンスホール』でNHK紅白歌合戦に初出場を果たした。成功への階段を順調に駆け上がっていくさなか、突然の”コロンブス騒動”に見舞われたわけだが、彼らにとって “トラブル”はこれが初めてではなかった。
理由は明かさずメンバー2人が脱退
「ミセスは、大森が高校2年生だった2013年に結成し、約2年後にデビューを果たしました。しかし人気上昇中だった2020年に突如、所属事務所からの独立と、当面の間の活動中止を発表したんです。
結成からそれまでの7年間を『フェーズ1』と位置づけ、オフィシャルサイトにて“フェーズ1完結”を宣言する声明を発表しました」(前出・芸能関係者)
そして、活動休止から1年が経った2021年7月、翌年の2022年から活動を再開することを発表した。晴れて新たなスタートを切るかに思えたが、その後もトラブルは続く。
「活動再開を目前に控えた2021年末に、バンド結成初期から共に活動してきたメンバー2人が脱退することが電撃発表されたんです」(前出・芸能関係者)
脱退理由は明かされていないが、その経緯については公式サイトに「2人からそれぞれ申し出があり、メンバー、スタッフで話し合いを重ねました」と記載された。
苦楽を共にしたメンバーとの別れを経て、2022年春、3人体制となったミセスの「フェーズ2」が始まった。バンドのロゴマークも一新するなど心機一転の船出だったが、活動休止前後の“路線変更”が一部で話題になった。
「活動休止前のミセスは、メイクをしたとしてもナチュラルメイク程度で、ライブでもメンバーそれぞれが私服を着ることが多かったそうです。それが活動再開後、突然K-POPアイドル風に“ガッツリメイク”をしてパフォーマンスをするように。
髪色もカラフルで頻繁に色を変えるようになり、フリルがついた衣装を着用するなどジェンダーレスな雰囲気へのイメチェンが話題になりました」(前出・芸能関係者)