楽器の練習の代わりにダンスレッスン
さらに、バンド演奏にとどまらないパフォーマンスにも取り組み始めている。
「活動再開の約2か月後に配信された『ダンスホール』のミュージックビデオで、メンバー自らがキレキレのダンスを披露しました。
ミセスは元々、自分たちで楽器を演奏するバンドで、いわゆるパフォーマンスグループではありません。それが活動休止中はあえて一切楽器を触らず、厳しいダンスレッスンを受けていたそうです」(前出・芸能関係者)
大森は過去に、「バンドという形態を超えて、一大アミューズメント・パークのようなものを作りたい」という趣旨の発言をしていたこともある。
「単なる音楽活動にとどまらず、ミセスの活動を総合的なエンターテインメントとして展開していこうという、大きな野望をもっていることがうかがえます」(前出・芸能関係者)
今回ミセスが登壇したイベントでも、“一バンド”を超えた活動への意欲が垣間見える場面があった。
キーボードを担当する藤澤涼架(31才)が、「音楽活動以外のところでも、もっとたくさんの人に出会って、ミセスを楽しんでいただけるように、活動頑張っていきたいと思います」と発言していた。
タイアップに引っ張りだこ過ぎて多忙に
活動休止、メンバーの脱退、突然のイメチェンにキレキレダンスへの挑戦――。紆余曲折を経てきたミセスだが、最近も“トラブル”は続いている。
「今年に入って、映画、アニメ主題歌、CMの書き下ろし新曲ラッシュが続いています。引っ張りだこなのは人気の証ともいえますが、一部ファンの間ではその多忙ぶりを心配する声もあがっているといいます」(前出・芸能関係者)
さらに大森は今年1月、「突発性難聴」と診断されたことを発表。2月には本人のXで、《かなり気持ちが不安定で、落ちているんだが、これもどうやらステロイドの副作用らしい》と心境を吐露している。
数々の難局に直面しながらも、多くのファンに支持され人気を獲得してきたミセス。今回の炎上騒動も、『ケセラセラ』で乗り切れるか。