「パリ五輪の競泳の代表選手には秀才が多いのも特徴です。親が大学教授というサラブレッドから、医師志望や資格マニアと、それぞれ個性的なんです」(水泳関係者)
まずは、女子200mバタフライの牧野紘子(24才)。牧野は現在、早稲田大学大学院の博士課程に在籍する「院生スイマー」だ。
「彼女の両親は大学で教鞭をとる教育者。特に、お父さんは超名門国立大学で数学の研究を専門としているそうです。そんな両親の姿に憧れて彼女も教育学部に進んだとか。学生時代から勉強熱心で、高校時代のインタビューでも『遠征や合宿に行く際は予習をし、友達に各教科のノートの写真を送ってもらいます。1日2時間は勉強します』と答えていました」(スポーツライター)
牧野と同様、文武両道なのが、女子200m個人メドレーの松本信歩(22才)。
「彼女は早大生ですが両親と弟は東大という高学歴一家。彼女自身も学部の成績優秀者にしか権利がない奨学金を受けながら、毎年資格試験にチャレンジする異才の持ち主。すでに、学生ながら簿記2級や宅地建物取引士といった難関資格も取得していて、次なる目標は行政書士だそうです。