芸能

《紳助氏、渡部、宮迫、フワちゃんも!》『行列』で続く“降板ドミノ” レギュラー陣が次々消える事態に関係者が戦々恐々

芸能活動休止を発表したフワちゃん(時事通信フォト)

芸能活動休止を発表したフワちゃん(時事通信フォト)

 お笑い芸人、やす子に対するSNSでの不適切投稿がきっかけとなり、フワちゃんが芸能活動を休止。その影響をもろに受けているのが『行列のできる相談所』(日本テレビ系)だ。

「島田紳助さんが所長の時代から日曜日の2本録りで、かなり先行して収録を行っています。18日の放送では、スタッフの懸命の編集にもかかわらず、ひな壇の後列におなじみの派手な衣装で座るフワちゃんが映り込み続け、ネットをザワつかせていましたね」(テレビ誌ライター)

 2002年4月にスタートした『行列のできる法律相談所 Give me a truth!』(日本テレビ系)は、“史上最強の弁護士軍団”を含め、多くの人気者を輩出してきた。

「それは、『クイズ!ヘキサゴンⅡ』(フジテレビ系)をはじめ、自身がMCを務める番組のレギュラー陣を次々スターに育てていく紳助さんの手腕によるものでした。ですが、2011年8月、暴力団関係者との関係が発覚し、自らの意志で紳助さんは芸能界を引退。当初は、番組が終わってしまうのではないかと日テレ局内でもウワサされていましたが、東野(幸治)さんやフットボールアワー後藤(輝基)さん、そして宮迫博之さんが週替わりで所長を務めたり、特番では紳助さんとは昵懇の明石家さんまさんがMCに引っ張り出されたりして、高視聴率を稼いでいましたね」(同)

 紳助氏が降板しても番組が終わらなかった背景には、開始当初から総合演出を担当していた同局のエース、高橋利之氏が深く関係していると言われる。

「トシさんの愛称で、大物タレントたちからの信頼も厚く、人気番組を多数手がけ、現在は執行役員でもある高橋さんなら『必ず立て直してくれるだろう』と当時の上層部が判断したのです。現在は、弁護士軍団も去り、タイトルから“法律”が外されましたが、さんまさんの半生をドラマ化したり、さんまさんが画商としての才能を認められ、無名のアーティストを次々世に送り出す『明石家さんま画廊』などのヒット企画が生まれたりしています。ちなみに、『ぽかぽか』(フジテレビ系)のスタジオセットのデザインや、マスコットの『まんぷく昼太郎』の作家の青山哲士さんは、さんまさんに見いだされ、人生が変わった画家の一人です」(放送作家)

 高橋氏の手腕で、綱渡りをしてきた『行列~』だが、ひな壇に座っていたタレントたちの不祥事→降板ドミノが止まらない状態になっている。

「不祥事を起こしたわけではありませんが、過去には石田純一さんやブルゾンちえみさんが番組を去っています。紳助さんの後、もっとも衝撃的だったのは、恐妻家キャラとして『行列~』で人気を博し、『ダークグレー』が流行語にもなった2017年の不倫騒動の際にも、芸人として『おいしー』とさえ言われていた宮迫さんの退場です。いわゆる“闇営業問題”が原因で、2019年6月のことでした。

 宮迫さん自身は、高を括っているようなところがありましたが、多くの後輩芸人を巻き込んだことに対し、『絶対に許されない』と仲間が憤慨していたのが印象的でしたね。紳助さんと同じく、暴力団絡みの不祥事が原因だったことに、番組スタッフは大きなショックを受けていましたね」(同)

関連記事

トピックス

屋根工事の足場。普通に生活していると屋根の上は直接、見られない。リフォーム詐欺にとっても狙いめ(写真提供/イメージマート)
《摘発相次ぐリフォーム詐欺》「おたくの屋根、危険ですよ」 作業着姿の男がしつこく屋根のリフォームをすすめたが玄関で住人に会ったとたんに帰った理由
NEWSポストセブン
人が多く行き交うターミナル駅とその周辺は「ぶつかり男」が出現する(写真提供/イメージマート)
《生態に意外な変化》混雑した駅などに出没する「ぶつかり男」が減少? インバウンドの女性客にぶつかるも逆に詰め寄られ、あわあわしながら去っていく目撃談も
NEWSポストセブン
現在はニューヨークで生活を送る眞子さん
「サイズ選びにはちょっと違和感が…」小室眞子さん、渡米前後のファッションに大きな変化“ゆったりすぎるコート”を選んだ心変わり
NEWSポストセブン
大の里、大谷
来場所綱取りの大関・大の里は「角界の大谷翔平」か やくみつる氏が説く「共通点は慎重で卒がないインタビュー。面白くないが、それでいい」
NEWSポストセブン
悠仁さまの通学手段はどうなるのか(時事通信フォト)
《悠仁さまが筑波大学に入学》宮内庁が購入予定の新公用車について「悠仁親王殿下の御用に供するためのものではありません」と全否定する事情
週刊ポスト
すき家がネズミ混入を認める(左・時事通信フォト、右・Instagramより 写真は当該の店舗ではありません)
味噌汁混入のネズミは「加熱されていない」とすき家が発表 カタラーゼ検査で調査 「ネズミは熱に敏感」とも説明
NEWSポストセブン
男性キャディの不倫相手のひとりとして報じられた川崎春花(時事通信フォト)
“トリプルボギー不倫”の女子プロ2人が並んで映ったポスターで関係者ザワザワ…「気が気じゃない」事態に
NEWSポストセブン
CM界でも特大ホームラン連発の大谷翔平
【CM界でも圧倒的な存在感の大谷翔平】「愛妻家」のイメージで安定感もアップ、家庭用品やベビー用品のCM出演にも期待
女性セブン
堀田陸容疑者(写真提供/うさぎ写真家uta)
《ウサギの島・虐殺公判》口に約7cmのハサミを挿入、「ポキ」と骨が折れる音も…25歳・虐待男のスマホに残っていた「残忍すぎる動画の中身」
NEWSポストセブン
船体の色と合わせて、ブルーのスーツで進水式に臨まれた(2025年3月、神奈川県横浜市 写真/JMPA)
愛子さま 海外のプリンセスたちからオファー殺到のなか、日本赤十字社で「渾身の初仕事」が完了 担当する情報誌が発行される
女性セブン
昨年不倫問題が報じられた柏原明日架(時事通信フォト)
【トリプルボギー不倫だけじゃない】不倫騒動相次ぐ女子ゴルフ 接点は「プロアマ」、ランキング下位選手にとってはスポンサーに自分を売り込む貴重な機会の側面も
週刊ポスト
ドバイの路上で重傷を負った状態で発見されたウクライナ国籍のインフルエンサーであるマリア・コバルチュク(20)さん
《ドバイの路上で脊椎が折れて血まみれで…》行方不明のウクライナ美女インフルエンサー(20)が発見、“危なすぎる人身売買パーティー”に参加か
NEWSポストセブン