フワちゃんが渡部の“プレゼン芸”を引き継いだが…
そして翌年6月、今度はアンジャッシュの渡部建が、複数の女性と不倫関係にあったことが報道され、番組出演の全面自粛を申し入れたのだ。
「渡部さんは芸能界のグルメ王としても有名でしたから、“法律”の看板を下げ、“食”を扱うことも増えた『行列~』にはなくてはならないレギュラーでした。自粛前は、番宣で出てきた大物ゲストに代わって、エンディングに映画やドラマの見どころを渡部さんがよどみなく解説する“プレゼン芸”も人気でした。佐々木希さんと交際中の『ネット、見ろ!』も話題になりましたが、まさかの“多目的不倫”……。日曜の夜、ファミリーで観られる番組にメインで出ていた自覚がなかったのかと、特に女性スタッフが怒り心頭だったのを覚えています」(制作会社ディレクター)
その渡部の“プレゼン芸”を引き継いでいたのがフワちゃんだった。
「まぁ、渡部さんに比べれば、たどたどしかったし、カンペを見ているのもバレバレでしたが、インフルエンサーでもある彼女が番宣を担当していることには、ゲストや映画の配給会社などからも喜ばれていたと聞いています」(同)
紳助氏や宮迫のように”反社“が絡んでいたり、渡部のように多目的トイレを別の用途に使用したりしていたことに比べたら、フワちゃんの活動自粛は厳しすぎるのではないかという声が一部にはあるのも事実だ。
「いえいえ、別の意味でフワちゃんは罪が重いのです。不適切な投稿のみならず、フワちゃんが日常、出演CMの当該端末を愛用していなかったことが判明したのも大問題なのです。あのCMには多くのインフルエンサーが出演していますが、『フワちゃん以外、誰も知らない』という視聴者は多いほど、彼女は筆頭キャラクターでした。
フワちゃんと言えば、スタジオにも持ち込む自撮り棒とスマホがトレードマークでもありましたから、それが自社の商品ではなかったと周知されてしまったクライアントは大恥をかかされたわけですからね」(広告会社プロデューサー)
紳助氏から、宮迫、渡部、フワちゃんへと連鎖する“行列降板ドミノ”。
「東野幸治さんとフットボールアワーの後藤輝基さんは“次は我々のどちらかだと言われてたんですけど……、ちゃいましたわ”と各現場で苦笑しています。二人に限らず、これだけ出演者の降板が続くことに、番組関係者からは“次は誰か……”と戦々恐々とする声が上がっています」(放送作家)
『行列~』は10月以降のラインナップも決まっているというが、現場がバタついていることは間違いなさそうだ。