小室圭氏と、眞子さん

A氏は米国で小室圭氏と眞子さんを訪ねてもいるという(2024年3月)

小室圭さんとも親密関係にある

 宮内庁関係者らの証言によれば、A氏と皇室の交流は15年を超えるという。例えば、A氏は日本で行われた英語スピーチ大会で、ある皇族と一緒に審査員を務め、以降、その皇族が御用地で開くバーベキューパーティーに招待されるなど親しくつきあうようになったという。皇族方の中でも特に親密だったのが、秋篠宮家である。

「秋篠宮さまは、公務で地方にお出かけになった際には、Aさんにお土産を贈ることもあったほどで、よく赤坂御用地で面会され話をする関係でした。Aさんはイギリス帰国後も日本訪問時には秋篠宮ご一家と一緒に時間を過ごし、小室眞子さんや佳子さま、悠仁さまとも一緒に会話を楽しむことがあったそうです。

 時には紀子さまとAさんの夫人を交えてプチフールを食べながらお茶をして歓談されるなど、秋篠宮さまがここまで家族ぐるみでつきあう外国人はAさんくらいではないか。特別待遇の存在だと言えるでしょう」(前出・皇室関係者)

 そんな家族ぐるみの関係から、A氏は皇族方の訪英時の日程なども事前に詳細を知る立場にあった。2012年から眞子さんがイギリスに留学した際には、A氏が行きつけだという、ロンドンのセントジェームズ地区にある上流階級御用達の会員制クラブで夕食を共にしたという。当時、眞子さんのスケジュールやロンドンでの宿泊先などの非公開情報もA氏は知らされていたそうだ。

「眞子さんとの関係は現在も続いており、最近も米ニューヨークで暮らす眞子さんと、夫の小室圭さんを訪ねています。小室家の近況もA氏は詳しく把握しているとみられる。さらに、A氏は天皇家の内部情報にも触れている。例えば、2018年に愛子さまが夏休みにイギリスの名門私立・イートン校のサマースクールへ参加された際も事前に詳細な渡英の情報を知らされていたそうです」(前出・公安関係者)

東大の中国人留学生のまとめ役

 皇族方からの信頼も厚く、イギリスでも国際親善の要職を務め、日本に独自のパイプを持つA氏だが、プライベートでは“ある危機”にさらされていた。話を冒頭に戻そう。

 シェフィールドで旅行を楽しんでいたA氏は妻子ある身でありながら、悠仁さまの進学先の有力候補である東京大学の大学院生だった若い中国人女性・Bさんとの不倫にのめり込んだ。ただし、この美女には、普通の留学生とは違うさまざまな疑念がつきまとう。

「彼女は女優だと言われてもおかしくない美貌の持ち主です。また、これまで見たことがないほど優秀な学生でした。飛び抜けて知的でありながら学歴を鼻にかけず、人当たりがよくて友人も多かった。少し訛りのある日本語や英語が魅力的な雰囲気さえ醸し出していましたね。在学中には、東大の中国人留学生のまとめ役といった立場で、100人近い中国人を招いたパーティーの司会も務めていました」(東大関係者)

 現在30代中盤とみられるBさんは、中国東部の出身で10年以上前に東京大学大学院に留学。しかし、前出の公安関係者はこう指摘する。

「Bは中国の政府機関との関係が強く疑われています。大学に籍を置きながら、彼女は複数の名前を使い分け、留学生の範疇を超えた活動をしていました。例えば、太陽光発電などにかかわるNGOの理事という名刺を使って、経済産業省の官僚や学者などにも接触していたことが確認されています」

 Bさんは、イギリスに帰国したA氏の後を追うようにイギリスに移住。外国人留学生が多くを占めるイギリスの大学に在籍しながら、A氏との関係を続け、秋篠宮家を中心に皇室のさまざまな情報に触れていたとみられる。

 Bさんには不可解な点が多い。彼女は日本やイギリスの大学への留学だけでなく、学費が高額で知られるアメリカの名門ハーバード大学にも留学。さらに頻繁に海外に渡航しているが、その多額の資金の出所は不明なのだという。

「スパイ防止法がない日本では中国人スパイは活動しやすく、いろいろな名前や肩書を使い分け、日本人だけでなく在日外国人もターゲットにして諜報工作を繰り広げています。日本に住む外国人同士ならそれだけで仲よくなるハードルは低くなるからです。A氏のケースも偶然を装いながら接近し、女性であることを全面に出して籠絡するハニートラップの可能性があるとみています」(公安関係者)

後編へ続く

※女性セブン2024年9月5日号

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