「あとから『あれどうなった?』と確認されて、本気だったのかと驚きました(笑)。昨年秋に少人数で中国の見本市に行ったとき、社長は大きな手応えを感じたんでしょうね。もちろんお金はかかりますが、意識の高いメンバーで行う海外出張は費用対効果が非常に高いものです。
それに大勢で見本市に行ったほうが、『chocoZAP』に必要なものが見つかる可能性も上がります。特に若手社員は、お客様に一番近い目線を持っています。そのため社歴や年齢などは一切関係なく、全部署からメンバーをピックアップしてもらい、出張のメンバーを決めました」(木村氏、以下同)
そうして実現した中国出張。現地スタッフとの交渉のため木村氏が各メンバーに帯同する時間は一部用意されているものの、基本的には東京ドーム30個分以上の広大なスペースで行われる見本市をそれぞれが自由に見てまわる。もちろん、参加メンバーの全員が中国語に堪能なわけではない。