今も交流続ける「DA PUMP」メンバー
SHINOBUさんの芸能活動は順調そのものだった。歌手に憧れ、中学卒業後、沖縄アクターズスクールに入るために、沖縄本島の浦添高校に進学。のちに「DA PUMP」となるメンバー4人でグループを結成し、16歳で上京。1997年、17歳でCDデビューした。翌1998年には日本武道館でのコンサートを成功させ、同年末にはNHK紅白歌合戦に出場。紅白には2002年まで5回連続出場した。
「すべてが素晴らしい経験でした。どこに言ってもキャーキャー言われ、お金かけていいものを食べさせてもらい……僕はまだ20前後の子どもでしたから、怖い物なし、イケイケで調子に乗っていました(笑)。
でも、自然豊かな小浜島で育ったから気取ってはいなくて、ファンの子に声をかけられたら気軽に一緒に写真を撮っていましたし、僕という人間のベースはずっと変わっていません。脱退したときはまだ26歳。若くして調子に乗ったから、早く落ち着きました」
当時の「DA PUMP」のメンバーとは今も連絡をとっている。