「契約職員とはいえ、エグゼクティブ・プロデューサーとなった傍田さんに与えられている権限は普通の職員よりも十分に強い。契約も個別に結べます。そういう意味でも、批判は出てしまうでしょうね」
NHKに3人の元役員の人事について聞くと、2人の元役員は「メディア総局特別主幹」、あと1人の元役員は「放送技術局特別主幹」として現在再雇用しているとした上で、傍田氏の人事で過去のケースが参考されたかどうかについては、「個別人事やその経緯については回答を控えさせていただきます」と回答した。また傍田氏の年収については「ご指摘のような事実はありません」とした。
NHKの今後の対応はいかに——。
(了。前編から読む)