近年では、共演者の1人だった三船美佳サン(42才)との間にロマンスの噂が持ち上がり、「事実無根」と全否定。最愛の娘さん、神田沙也加さん(享年35)が亡くなられたり……とプライベートでおつらいことがあっても、神田サンは常にマスコミ対応をされ、番組を休まれることがなかったのです。
それが昨年11月18日から、「72才で初めて体のメンテナンスをすることになりました」と欠席。今年1月27日に復帰されて、7月6日に9月末をもっての卒業が発表されました。
1997年春から務めた同番組のMCは、実は神田サンで2代目。初代は草野仁サン(80才)でした。サブ司会は昨年3月まで神田サンを支えた向井亜紀サン(59才)。当初はピンクの電話の竹内都子サン(62才)の「みやこの宿かり日記」やゲストによる「私の三ツ星レストラン」、さらには神田サンと共に番組に加わり、1000回以上も担当したラッシャー板前サン(61才)による生中継などなど人気コーナーを多数生み出し、後続の旅番組はずいぶん参考にさせていただいたものです。
土曜の朝の在阪局制作の生番組は、東京組は全員“前乗り”。ですから前夜から打ち合わせをして、一緒に食事をして……というパターンが少なくないのですが、そうした場でも共演者を安心させ、スタッフへの感謝を忘れない神田サンの座長力が光っていたと思われます。