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《前代未聞のストライキから5年》激変した東北道・佐野SA「取り壊された店舗」名物「佐野らーめん」の現在、当時の元従業員が明かした39日間の舞台裏

東北道・佐野サービスエリアの現在とは

青竹打ちの麺が人気の佐野SA「佐野ラーメン」

 年間約170万人が利用する東北道・佐野サービスエリア上り線(以下、佐野SA)。栃木県佐野市のご当地ラーメン「佐野ラーメン」が特に人気で、毎年かき入れ時のお盆には行楽客や帰省客でにぎわうが、2019年8月、佐野SAにある売店やレストランが営業を突如停止して大騒動となった。

 原因は売店の運営会社「ケイセイ・フーズ」(以下、ケイセイ社)の従業員によるストライキで、利用客が混乱する様子は連日のようにワイドショーで取り上げられた。

 あれから5年。ストを行ったスタッフらはその後、どうなったのだろうか。取材班が佐野SAを訪れると、売店やレストラン、フードコートなどが入っていた建物は取り壊されていた──。【前後編の前編。後編を読む

 騒動の発端は2019年の8月上旬から、佐野SAの売店から商品が次第になくなったことだった。

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