詰襟の長い「長ラン」で登校し、金八先生を驚かせた星野清役で出演した近藤。本格的なテレビ出演は本作が初めてだった

詰襟の長い「長ラン」で登校し、金八先生を驚かせた星野清役で出演した近藤。本格的なテレビ出演は本作が初めてだった

高校時代、マッチは真面目、じゅん子はボス!?

──まずは“金八”時代を振り返っていただきたいのですが、お互いどんな印象でしたか?

近藤:ドラマの三原さんはボスだったけど、実際の高校でもボスだったよね(笑い)。

三原:ボスじゃなかったけど(笑い)。このかた(近藤を指して)は優秀でしたね。

近藤:いやいや優秀じゃないよ。出席日数だけは頑張ってたけどね。

三原:出席日数だけじゃないの。学ぶ姿勢が全然違う。当時は席が決まってなくて、授業も好きな席で受けられたんだけど、近藤さんはずっといちばん前の真ん中の席で勉強していた。

近藤:授業についていけなかったからそうしていただけだよ。

三原:そんなことないですよ! 私は後ろの席に座って、後ろからものを投げているみたいな(笑い)。“金八”のときと一緒で、後ろの方の席だったんだけど。

近藤:そうだね。実はさ、“金八”で初めて会ったときのこと覚えてる? 本読み(台本を読むこと)のときだったんだけど、生徒全員がそろって、先生がいて、会議室でコの字に座ってさ。そうしたら隣の席が麗子だったんだよ!

三原:そうだっけ?

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