「グルタミンさん」と、酸ではなく、さん付けのほうで呼んでしまいそうなくらい「汁」が好き

「グルタミンさん」と、酸ではなく、さん付けのほうで呼んでしまいそうなくらい「汁」が好き

お笑いはファンタジーであってほしい

──テレビにもたくさん出られているのに、「芸能界に生きてる感じがしない」のは、なぜでしょうか?

橋本:芸人さん以外に友達がいないからじゃないですかね。芸人さん以外と飲んだことないんです。芸人さんは自分にとって、同じ部署の人という感じですし。人見知りなんですよ。そういう芸人って多いと思いますが。

──少し話を戻しますと、本を出すなら、漫才論や漫才分析を書かれようという気持ちはなかったのでしょうか。橋本さんは分析力にも言語化能力にも定評があって、たとえばノンスタイル石田さんとのM-1談義(YouTube)は、めちゃくちゃ聴きごたえありました(【M-1談義】NONSTYLE石田明が今1番飲みたい人は、銀シャリ橋本さん。ゆる〜く濃くあの話をします)。

橋本:視聴者として、漫才論を見たり聞いたり読んだりするのは好きなんです。でも、演じる側としては、お笑いはファンタジーであってほしい、という気持ちがあります。ネタもなんも考えてません、ただマイクの前にやって来てしゃべってます、っていう感じが自分はいいなあと。

 だから、YouTubeなどで漫才についてしゃべらせてもらうのは嬉しいんですけど、ぎりぎりのところで頑張ってる感じです。頑なに語らんとこうとは思ってないですけど、すべてのからくりを明かさないようにしているところはあるかもしれません。

関連キーワード

関連記事

トピックス

長いシーズンを乗り越えた大谷、支えた真美子夫人(時事通信フォト)
大谷翔平、ドジャースタジアムへの出退勤のポルシェ運転は真美子夫人 常にバックで駐車する生真面目さ
女性セブン
佐賀訪問では国民スポーツ大会の観戦や赤十字血液センターの視察などをされた愛子さま(10月、佐賀県佐賀市。撮影/JMPA)
愛子さまの活躍を効果的にアピールできない宮内庁のジレンマ「秋篠宮家の情報はホームページでわかりやすくまとめられているのに…」 
女性セブン
2016年のM1王者、銀シャリ・橋本直。日常生活でもツッコミ続けているという
銀シャリ・橋本直が細かく語るお笑い論「ツッコミって、怒りを鎮めるレクイエムです」
NEWSポストセブン
チャミスルを手にした女性に警備員のコスプレをした男性が話しかける
【渋谷ハロウィン】「日本語で叫ばれてもわからない」下半身丸出しで「ギャー!」嬌声を上げる外国人女性も…深夜の道玄坂で起こっていた「飲酒狼藉」
NEWSポストセブン
リハビリに励まれる美智子さま(撮影/JMPA)
「必ず立ち上がる」美智子さま、懸命リハビリは異例の“昼夜2部制” 仙洞御所バリアフリー工事では備えが足りなかった…宮内庁は痛恨の極み
女性セブン
あごひげを生やしワイルドな姿の大野智
《近況スクープ》大野智、「両肩にタトゥー」の衝撃姿 嵐再始動への気運高まるなか、示した“アーティストの魂” 
女性セブン
天海のそばにはいつも家族の存在があった
《お兄様の妹に生まれてよかった》天海祐希、2才年上の最愛の兄との別れ 下町らしいチャキチャキした話し方やしぐさは「兄の影響なの」
女性セブン
OZworldの出没に若者が殺到した
《厳戒態勢の渋谷ハロウィン》「マジで両方揉まれました」と被害打ち明ける女性…「有名ラッパー」登場で一触即発の乱闘騒ぎも
NEWSポストセブン
川村
【北海道・男子大学生死亡】脚には「龍のタトゥーシール」…逮捕された川村葉音容疑者(20)の同級生が明かす「暴力的側面」と「恋愛への執着心」
NEWSポストセブン
木曽路が“出禁”処分に(本人のXより)
《胸丸出しショット投稿で出禁処分》「許されることのない不適切な行為」しゃぶしゃぶチェーン店『木曽路』が投稿女性に「来店禁止通告」していた
NEWSポストセブン
傷害致死容疑などで逮捕された八木原亜麻容疑者(20)、川村葉音容疑者(20)、(右はインスタグラムより)
【北海道男子大学生死亡】逮捕された交際相手の八木原亜麻容疑者(20)が高校時代に起こしていたトラブル「友達の机を何かで『死ね』って削って…」 被害男性は中学時代の部活先輩
NEWSポストセブン
東京・渋谷区にある超名門・慶應義塾幼稚舎
《独占スクープ》慶應幼稚舎に激震!現役児童の父が告白「現役教員らが絡んだ金とコネの入学ルート」、“お受験のフィクサー”に2000万円 
女性セブン