俳優と女優夫妻は互いの仕事量が気になってしまう
ご本人が元芸人さんだけに、お笑い界隈の事情を熟知し、現在は放送作家の肩書でコメンテーターやパネラーとして大活躍なのは野々村友紀子サン(50才)です。
夫は「2丁拳銃」の川谷修士サン(50才)で、もともと野々村サンは夫の相方・小堀裕之サン(50才)をマシンガントークで“公開説教”する芸(!)が認められていまに至ります。
放送作家としては、小堀サンがギターの弾き語りや十何本もあるハーモニカを吹き分ける暇があったら「ちゃんとネタをやれ!」と思ってしまうのでしょうね。しかもそれを“夫婦漫才”と勘違いしている、つまり小堀サンと野々村サンが夫婦だと思っているかたが少なくないことも野々村サンは不満だそうです。
その野々村サンが昨秋、女性誌のWebサイトで『「妻が大黒柱」で家庭がうまくいく秘訣』というタイトルの特集に出ていらっしゃいました。ご主人に対し、《修士くんが家で頑張ってくれているから、仕事に集中できる》と感謝を伝え、《お互い尊敬し合っていれば誰が大黒柱になっても変わりません》とも言っておられるのを読んで、目からウロコでした。
芸能人同士の結婚となると、男性側の収入が女性のそれより高いとは限らず、どちらかの仕事がパッタリ途絶えてしまう場合も少なくないのです。特にコロナ禍は堪えたことと思います。
この文脈でいうと、女性芸人でママタレの筆頭をいく横澤夏子サン(34才)や、見ない日どころか見ないときがないアンミカさん(52才)らがあれだけ忙しく仕事をこなせているのは理解のあるご主人のおかげなのだろうなと。