ラッパー兼音楽プロデューサーとして名高いショーン・コムズ(54)が、性的人身売買や恐喝、売春行為関与などの罪で起訴され、世界中に衝撃を与えている。すでに未成年者も含めた120名が、性的暴行や性的搾取を受けたとして訴訟を起こす構えだ。現地ジャーナリストが解説する。
「コムズは、“ディディ”や“パフィ”という愛称で知られ、1990年代から2000年代にかけて、音楽プロデューサーとしての手腕を発揮し、多くのヒット曲を生み出してきました。また、ファッションブランドやレコードレーベルを立ち上げ、実業家としても成功を収めており、総資産が約8億ドル(約1200億円)にも上るアメリカ屈指のセレブリティでした。これまでも多くのスキャンダルを抱えてきましたが、今回の起訴内容は衝撃的なもので、彼の輝かしいイメージは大きく揺らぐ事態になっています」(現地ジャーナリスト)
ここまでの告発で明らかになってきたのは、コムズが開催していた「フリーク・オフ」と呼ばれる性的パーティーの実態だ。『ニューヨーク・ポスト』はパーティーの水面下で撮影された動画や、関連する文章などについて詳報していると前出・現地ジャーナリストが語る。