〈私が最初に女の子のお腹を殴ったのは、高1の時です。主に、白いブラウスの女の子や体操着の女の子を標的にしていました。白いブラウスの女の子のお腹を殴る事を想像して自慰行為をするのですが、私の想像では、最終的にはお腹を刺されて出血し、死んでしまいます。歪んでいますよね?〉(2022年2月1日付の手紙より)
しかしこうした執着は明かしながらも、彼は公判でも取材でも「津山事件」の関与を否定し続けていた。無罪の可能性がゼロではない彼に、別の事件への関与を問いただすことなどできるはずもない。
ところが〈大事件ですっ!!〉の手紙には〈少し前の5月下旬から兵庫県警察がアタクシのところに突如来て、平成18年9月28日に兵庫県たつの市で発生した殺人未遂事件のことで取り調べを受けているのですっ。〉とあり、続けて〈まぁ、自分でした事なので仕様がないのですが、あと10年程刑期が追加されそうです。〉と、「たつの事件」を認める旨記されていたのである。
それだけではない。次に届いた9月12日付の手紙では、加古川市の女児殺害事件も認めたのだ。