渋谷区発行「神南二丁目・宇田川町地区まちづくりニュース」より

渋谷区発行「神南二丁目・宇田川町地区まちづくりニュース」より

「目先の利益だけを追求している」

「しぶや区民の声を聞く会」の事務局長で不動産鑑定士である森口英晴氏も、西脇氏とともに再開発事業に反対している。森口氏は、「一般的なマンション紛争であれば、このたびのような反対運動はしません」と断言する。

「『渋谷ホームズ』が新築のタワマンに生まれ変わることに対して『パークコート渋谷』が僻んで文句を言っているように捉えている方もいるでしょうが、これは決して単なる“お金持ち同士のマンション紛争”ではありません。

 私が立ち上がったのは、この再開発事業が、区とデベロッパーの癒着によって区民が不利益を被るような構図になっているからです。

 神南小学校の一帯は大通りから奥まったところに位置しているため、区道が廃道になれば、あの辺りに大型の車両が入っていくことは難しくなるでしょう。それによって周辺施設の改修工事だけでなく、火災発生時の救助作業などにも影響が出るのではないかと危惧しています。

 高齢者や体の不自由な方が区役所の正面口に車で乗り付けることもできなくなります。目先の利益だけを追求し、将来のことや万一のことを全く想定していない再開発事業ではないでしょうか」(森口氏)

 今年9月、ついに一部の渋谷区民らが区道の廃道を差止めようと東京地裁に訴訟を提起した。

後編へ続く

関連記事

トピックス

厳しい道のりが予想される(時事通信フォト)
松本人志の“極秘復帰計画” スポンサー調整難航で浮上する聖地・なんばグランド花月で“浜田雅功と漫才”
週刊ポスト
ご体調が心配な雅子さま(写真/JMPA)
《もっとご案内したいのに…》雅子さま、「地方公務は1泊が限界」の現状に地元の歯がゆさ 公務の担い手不足が大きな課題に
女性セブン
九州場所、公式カレンダー
《チグハグ化の懸念も》相撲協会公式カレンダーで「照ノ富士の登場する月」はなぜ変わったか「例年、9月場所の番付で構成するが、引退間近の力士がいると難しい」の苦悩も
NEWSポストセブン
2018年の山口組新報に司忍組長の喜寿のレポートが掲載されている
《六代目山口組・司忍組長の誕生日会》採点制度導入された緊迫のカラオケ大会で「俺の唄も公平にしろよ」と発言、機関紙に掲載された当日の写真
NEWSポストセブン
パークコート渋谷
《小学校の隣に高層タワマンを建築》渋谷区と大手デベロッパーが組んだ再開発事業にジーンズメイト創業者(79)が憤慨「大人が子どもの安全をないがしろに」
NEWSポストセブン
山本由伸(右)の隣を歩く"新恋人”のNiki(TikTokより)
山本由伸、“新恋人”のNikiは“元カノの親友” 新旧彼女が「毎日のように連絡を取り合っている仲」で知人は肝を冷やす
週刊ポスト
ジョーカーのメイクを披露する(Instagramより)
【全文公開】市村正親と篠原涼子の長男・市村優汰、ハロウィンに警察トラブル、ピエロ姿で女性に触れて通報される 父から「自覚を持った行動をしなさい」の教えも
女性セブン
大谷のシーズンを支え続けた真美子夫人(時事通信フォト)
《真美子さんの献身》大谷翔平を“即帰宅”させた新妻のサポート 「『挙式の話もまだで…』と親族が苦笑いしていた」実家にも帰らずシーズン駆け抜けた
NEWSポストセブン
九州場所
九州場所に連日登場「溜席のワンピース女性」に聞く 四股名入りの浴衣地で「貴景勝のものを初日に着た理由」
NEWSポストセブン
イギリス出身のインフルエンサーであるボニー・ブルー(本人のインスタグラムより)
《タダで行為できます》イギリス人女性(25)が男子大学生と過激なムービーを撮影する理由「月収1億円以上」などと明かす
NEWSポストセブン
無罪を主張した須藤早貴被告
「性交渉では毎回ゴム手袋を着けていた」元妻・須藤早貴被告が「社長の周りにいる女は全員売春婦」と言い放った背景【紀州のドン・ファン公判】
週刊ポスト
「週刊ポスト」本日発売! 玉木・国民を地獄に落とした愛人疑惑の「裏工作」ほか
「週刊ポスト」本日発売! 玉木・国民を地獄に落とした愛人疑惑の「裏工作」ほか
NEWSポストセブン