つらくなると、楽な道を選びたくなるものだが、美智子さまは違う、と放送作家のつげのり子さんは語る。
「美智子さまは、常にご自身を律してこられた方です。周囲の意見に耳を傾け、吸収し、実践される姿勢は年齢を重ねられてもなお健在です。けがからの復活どころか、さらに進化を遂げられるかもしれません」
諦めない姿勢を貫く美智子さまを支えるのは、愛子さまだ。
「当面の目標とされる新年一般参賀では5回にわたってベランダにお出ましされます。快復の途上にいる美智子さまが、すべておひとりで行うのは難しいと予想されるので、『介助役』が隣につくとみられます。女官や皇宮警察が足元を気遣うためだけにベランダに出てくるとは考えにくい。そのため、愛子さまが上皇ご夫妻の隣に並ばれ、その大役を担われるのではないか、という声があるのです。
折しも百合子さまの葬儀では皇位継承権を持つ悠仁さまが、愛子さまと佳子さまの後ろに並ばれたことが話題になりました。まず内廷皇族の代表として愛子さまが並ばれ、秋篠宮家の佳子さまと悠仁さまについてはまだ悠仁さまが成年式を終えていないため、『年齢順』に落ち着いたのでしょう。時と場合に応じて、柔軟に並び順が変化することが明らかとなりました。
一般参賀では、国民からは皇族方の腰より上の姿しか見えませんが、愛子さまと並ばれた美智子さまが、執念のヒール姿で臨まれる可能性は充分にあるのではないでしょうか」(前出・皇室記者)
孫が祖母を支える、感涙のシーンが見られるだろう。
※女性セブン2024年12月19日号