「須藤さんの印象として、真摯に裁判を受けている感じがしました。裁判官から、マスコミの報道とか、裁判に出た証拠以外は見ないでくださいと言われた。有罪だという目で見れば有罪に見えるし、無罪だと思えば無罪に見える。中立な目で見ようと裁判官から言われていました」(裁判員の男性)
無罪を言い渡された瞬間、弁護人を見つめて涙を流した須藤被告。過去の公判では「何年間も人殺し扱いされた」と主張していたが、これで釈放とはならない。
「須藤被告は、野崎さんと出会う前に別の男性から現金約2980万円を騙し取ったとする詐欺罪で、今年9月に懲役3年6か月の有罪判決を受けており、勾留されているんです」(同前)
検察側による控訴はあるのか。今後も注目は続きそうだ。