被害が「去年の話」になってしまう
それでも雅子さまは、2024年末も、果たすべき務めに邁進されようとしている。
「雅子さまは天皇陛下とご一緒に、12月中旬に石川県を訪問される予定です。元日に発生した能登半島地震のお見舞いのために2度足を運んだのに続き、3度目の今回は、9月に発生した豪雨のお見舞いです」(別の宮内庁関係者)
例年、雅子さまの年末のご日程はかなり余裕を持ったものだ。新年の諸行事のご負担はとりわけ大きく、皇后になられてから、12月の誕生日以降に地方にお出ましになったのは、2019年に台風のお見舞いのため宮城県と福島県を訪問されたときのみだ。5年ぶりの「年末の地方お出まし」となる。
「寒さが厳しい石川県に年内に足を運ばれる理由は、2025年になってからでは、地元の人にとって被害が“去年の話”になってしまうからです。地元の人も、お見舞いを受けてから新年を迎えることで、気持ちも新たになるはずです。そうしたこともお考えになり、陛下と話し合って年内の訪問という結論を出されたのでしょう」(前出・別の宮内庁関係者)
雅子さまのお気持ちに周囲は応えなければならない。
※女性セブン2025年1月1日号