アルバムには中森明菜サンとのコラボ曲『TATTO(feat.中森明菜)』が収録(Instagramより)

アルバムには中森明菜サンとのコラボ曲『TATTO(feat.中森明菜)』が収録(Instagramより)

志尊淳サンも中森明菜サンもノリノリだった

 そんな香取クンと会場を埋め尽くしたNAKAMAの皆さんの一体感は、今回、すべてのMCのタイミングで伝わってきたものです。

 たとえば香取クンが、お水を飲んだだけで会場からは「ヒュ〜〜〜」という声が上がるため、香取クンもサントリーのCM撮影時の“正しいペットボトルの位置”をレクチャー。ほかにも「悟空」「両さん」「慎吾ママ」などの掛け声が上がるたびにキメぜりふを披露し、ドラマ『人にやさしく』(フジテレビ系)の「スリーピース」まで「言っとくけど、全部、別料金だからね」としながら大サービスでした。

 オリコン以外に「いまはいろんな1位があって」と時代の変化を伝えつつ、さまざまなチャートで配信アルバムの楽曲がトップを獲得したこと。アルバムが「円盤(CD)化」されること。2025年2月に今フェスの模様がWOWOWで独占放送・配信され、これまでの出演映画や過去のライブ公演などが何本も放送されること。

 2025年春、初の全国ソロツアーがあること。そして、12月17日放送の上沼恵美子サン(69才)とのダブルMC番組『星になったスターたち』(フジテレビ系)や、11年ぶりに挑む同局連ドラ主演作『日本一の最低男※私の家族はニセモノだった』(2025年1月9日より放送)の番宣もありました。

 そうそう、私、同ドラマに出演される志尊淳サン(29才)と光栄にもお隣の席でした。志尊クンもセットリストを手にしながらステージを終始ガン見されていましたよ。そして前日には中森明菜サン(59才)も見にいらしていてノリノリだったそうです。よかった〜。

「大活躍だよ」と自分でも認めた香取クンは、「ここに来てくれている一人ひとり、ここに来れなかった応援してくれている皆さんのおかげです、ありがとう、一億人の皆さんのおかげです」と感謝していました。

 香取クンからの「ぼくたち、どうして歌番組に出られないんですか?」という愚痴のようなボヤキのようなつぶやきを耳にしたのは6年前。でも先日、フジテレビから「入館証、作りますか?」と提案されたと言い、香取クンもNAKAMAの皆さんもその変化にいろいろなことを想い巡らせたことと思います。

 もう大丈夫ですね。NAKAMAのひとりとして、これからも絶賛応援していきます。

構成/山田美保子
『踊る!さんま御殿!!』(日本テレビ系)などを手がける放送作家。コメンテーターとして『ドデスカ!+』(メ〜テレ)、『1周回って知らない話』(日本テレビ系)、『サンデージャポン』(TBS系)に出演中。CM各賞の審査員も務める。

※女性セブン2025年1月1日号

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