会場内からは「女性の声」が
その後、5台のワゴン車が入り込む。姿こそ見えなかったが、コンパニオンの女性が分乗していたと思われる。納会が始まったようですぐにカラオケの歌声が聞こえだす。女性の歌声で一青窈『もらい泣き』、男性の歌声で坂本九『上を向いて歩こう』、河島英五『酒と泪と男と女』などの曲が流れ、合間には女性の笑い声もうっすらと漏れ伝わってきた。
今年の事始め、納会は例年より長く、12時51分に司組長が帰る時にはまた執行部、直参組長が勢揃い。この時にようやく杖をついている高山若頭の姿を確認できた。
その後、高山若頭、執行部が順次帰っていくが、お供の組員がオレンジ色の細長い箱に入った来年のカレンダーや組織名簿など、お祝いの品を抱えていた。「山健組」と書かれた白い袋も見受けられた。
「今年、分裂抗争が10年目に突入し、六代目側も若返りを狙い組織改変を進めているが、抗争を終わらせない限り、警察の厳しい規制が解かれることもなくジリ貧は避けられない。2025年は勝負の一年になるのではないか」(同前)