──伸康氏からそうした報告はまだ来ていない?
「知りません」
──もし伸康氏が次の衆院選に出馬する意向があるなら、今回の件を受けて、父親としてどう思うか?
「そんなこと、知らないことを答えようがないですよ。本人のことですからね。私がどうこうお答えしたりするような問題じゃないじゃないですか」
────伸康氏に確認してもらったうえで、改めて見解を聞けないか。
「なんか心当たりあるかっていうことは、その程度のことは(伸康氏に)聞いてみますがね、それ以上のことはことに興味もありませんし」
そう言って会話を切り上げた父・俊博氏。翌日、伸康氏への確認の結果を改めて尋ねたところ「伸康と話ができていない。事実関係がわからないので答えられない」とするのみだった。栄華を誇った「二階王国」だが、その継承には濃い暗雲が立ちこめている。