2月20日に単独ライブ「ダイタクの伝家の宝刀」を開催
「僕らの永遠の仮題でしょうね」
──確かに初めて見た人は自己紹介がなかったら、双子だよね……ってずっと気になってしまいそうです。
拓:そこは僕らの永遠の課題でしょうね。何が正解かわからない。ただ、僕らの知名度が上がれば、状況は変わってくると思うんですよ。中川家なんて、みんな兄弟だとわかっているんで、今さら、いかにもお兄ちゃん的なボケとかやらないじゃないですか。だから僕らも認知されたら、双子に関係のない普通のやりとりができるようになるかもしれませんね。
── M-1決勝は、そういう意味でも大きなチャンスなわけですね。
拓:それこそ、本当の意味での自己紹介ですよね。世の中の人たちは、ほとんど僕らのことを知らないので。こんな双子がいるんだという最初のアピールの場になると思います。
──ファイナリストの中で、気になるコンビはいますか?
大:今年はどの組もそれぞれの武器を持っていますよね。年によっては(2023年出場の)くらげとか(2022年出場の)ダイヤモンドとか、決勝の場にふさわしくないファイナリストもいましたけど(笑)。
拓:敗者復活戦で誰があがってくるのか気になりますよね。去年はシシガシラさんが勝ち上がってきて、大会を壊すような滑り方をしているので。去年の決勝は会場の空気がちょっと重かったじゃないですか。あれは敗者復活戦がおもしろ過ぎたのかもしれない。
大:でも、トップの令和ロマンはウケてたから。2番手のシシガシラが滑ったあたりから一気に重くなって、(3番手の)さや香もウケ切らなかった。なんだったんだろう。誰もあの答えはわかってない。たとえば今年は、トムブラウンさんがトップを引いて、次にしゃべりで聞かせるエバースが出てきたらどうなるんだろう。その逆の場合もありうるし。
拓:順番次第では神回になるし、順番次第ではとんでもない大会になるかも。笑神籤次第じゃないですか。