12月31日、ドジャース・大谷翔平(30)の元専属通訳である水原一平被告が40歳の誕生日を迎えた。常に大谷の隣にいたパートナーでありながら、今年、約26億円を騙し取るという前代未聞のスキャンダルが発覚した水原被告。1年を振り返り、被告は今何を思うのか──。
水原被告が銀行詐欺などの罪で起訴されたのは5月。その後司法取引での合意を経て、10月に量刑言い渡しが予定されていたが、2度延期。現時点で言い渡しは1月24日の予定となっている。
「裁判資料によると、水原被告は“病気”によりギャンブル依存症の鑑定 を受けられなかったため、言い渡しが延期されているということです。ただ日本の司法と比較しても、アメリカではこういった言い渡しの延期は非常によくあるケース。今後も延期になる可能性は十分にある。水原被告の体調が気になるところですが……」(在米ジャーナリスト)
これまで大谷はトラブルについて、特に水原被告への言及は控えていた。しかし12月29日に放送された『メジャーリーガー大谷翔平 2024 試練と決断 そして頂点へ』(NHK)では、『僕のなかでは終わっていないというか、まだ続いてることではある』などと、神妙な面持ちで心境を明かしたのだった。
メジャーリーグ挑戦からともに歩んできた2人。水原被告がトラブル発覚時に住んでいたのは、米カリフォルニア州オレンジ郡のリゾート地・ニューポートビーチにある高級マンションの一室だった。