「2011年に結婚して、上の子ども2人を2014年と2016年に学年でいうと年子で産んだので、妊娠、出産、育児に追われ、数年間はネイルに全然行けませんでした。でも、だんだん2人の子どもが同じ時間にお昼寝をしてくれるようになったので、パパの休みの日に子どもを見てもらって、久しぶりにネイルに行ったんです。
そうしたら、すごい気分が変わって、育児は超がんばれるし、自分も洋服買ってお肌のケアに行きたいな、と思えるようになって。ネイルってすごい!と思い、数カ月後にはネイリストになるための学校に通い始めました」
長男は幼稚園の年少だったが、次男は一時保育にあずけながら、1日2~3時間の授業を1年半ほど受け、JNEC(公益財団法人日本ネイリスト検定試験センター)主催のネイリスト技能検定試験1級に合格。晴れてネイリストとなった。
「ネイルって、髪やメイクと違って、鏡がなくても自分で見ることができるじゃないですか。パッと目に入って、テンションをすぐに上げてくれる美容なんですよ。かつ、リーズナブルだから、行きたいと思ったらすぐに行ける。
ネイルって、この小さなスペースに、いろんなものを詰め込むことができるのも魅力。たとえば、推し活が流行ってる今だったら、好きなアーティストさんのライブに行くときに、そのアーティストさんのメンバーカラーを使ったりして楽しめるんです」