「臓器売られる覚悟決めた」
2023年6月には、Xでラオスでの出稼ぎ売春の求人に関する投稿が相次ぎ、ネット上で物議を醸した。
求人には「60分30000円~、15万保証(日保証)」「客層 中国の富裕層」「合法ソープの為、リスク無し」(注:実際はラオスでの売春は違法)などの条件が並び、出稼ぎ売春に関心を持つ女性たちからのリプライも散見された。
同じ時期には、2022年にラオスに出稼ぎに出たという日本人女性の一連の投稿(現在は削除済み)も注目を集めた。女性の投稿によると、日本からラオスへ渡るため、まずタイへ渡航。仲介業者の指示のもと、夜間の真っ暗闇の中、草むらを歩き、約30分ほどかけてボロボロの小船で川を渡り、非正規ルートでラオスへ不法入国した。
現場は中国人スタッフが仕切っており、「周りは薬中ばかり」(当時の投稿より)だったという。その後、女性はなんとか日本に帰国できたものの、当時の心情として、「本当に臓器売られる覚悟決めた」「現地には誰も味方なんていなくて、(不法入国時などの)賄賂の請求額も何百万だったし、これがトラウマで海外出稼ぎをやめました」などとXに投稿していた。