2023年5月に男児(当時10歳)の口の中にしょうゆを無理やり流し込んだとして逮捕・起訴されたのは、柔道教室塾の運営に関わっていた設備工・石野勇太被告(32)。男が逮捕される前月、男児の父親が「(塾で)不適切な指導が行われている」と警察に相談したことから、事態が明るみに出たとされている。
2024年12月18日には、被告は2024年5月に別の男児(当時11歳)の首を絞めた疑いで再逮捕。容疑はいずれも男の塾に通う教え子への暴行だった。大手紙記者が解説する。
「石野容疑者は暴行についての容疑を一部否認しています。関係者によれば、男の子にしょうゆを飲ませた件については『余興の“罰ゲーム”で飲ませた。無理やり飲ませたのではない』と話しており、首を絞めた疑いに関しても『腕を首に回しただけだと思っていた』などと、あくまで故意ではないと供述しているそうです」
暴行の疑いが次々と明らかになるなか、新たな余罪も発覚する。被告は昨年10月、千葉県に住む女子を13歳未満と知りながら、抵抗できない状態にあった女子に対して性的暴行を加えた疑いで2025年1月8日に再逮捕された。事件を管轄する千葉県警市原署の副署長はこう話す。