タレントやモデルの卵…中居の後ろは「特等席」
「スタジオはいつも香水の匂いが漂っていた」と語るのは、『金スマ』に出演していた赤い服の女性Aさんだ。
「私たちはスタッフから“赤の人”と呼ばれていました。毎回集められた100人の女の子は、主にタレントやモデルの卵で、カメラに映り込む中居さんの背後に座れるのは事務所に所属するイベントコンパニオンの人たちでした。
謝礼は数千円から1万円程度。女の子の年齢は20歳くらいから45歳くらいで、既婚者や子どもがいる人などもいました。エキストラで募集された人を含め、多くは中居さんのファンで『彼に会えるのならお金はいらない』と地方から収録に駆けつける子もいました」(出演経験のあるAさん)
制作側から言われていた禁止事項もあったという。
「派手なピアスや金髪は禁止で、番組のテーマやゲストは当日までシークレットでした。本番直前に控室に集められて、スタッフから『ゲストは今、人気の〇〇です』とヒントだけ明かされ、実際にスタジオでゲストを見て生のリアクションへと繋がるんです。
ただ、“鉄の掟”もあり、放送前に番組情報をSNSなどで洩らしたり、本番中に居眠りした子は外されて、2度と呼ばれることはありませんでした」(同前)